906 Carrera 6 (1966)
第4回日本グランプリ 1967


904の後継マシンとして 1966年シーズン用に開発された 906は、僅か 580kgの車体に量産型 911用の6気筒2リッター・エンジンをベースに軽量化等が図られたユニットをミッドシップに搭載するレース専用車です。 65台が製造され、この年のタルガ・フローリオで総合優勝するなど活躍しました。1967年に富士スピードウェイで開催された第4回日本グランプリには、3台の 906が参戦、生沢徹の駆る#8の車両がプライベート参戦ながら、ラップタイムで勝る高橋国光の駆るワークスのニッサン R380-2を制し優勝しています。

この作品は K.MODELS の1/24 レジン・キットを組み立てたものです。906のプラキットは様々なスケールで数社から販売されましたが、1/24スケールには決定版と呼べるものはありませんでした。K.MODELS のキットは 906の特徴を良く捉えています。ここでは足回りをLSのプラキットから流用し、プレキシグラス製のリヤ・フェアリング等を新造しています。